脱ゆとり本格化 中3でイオン復活
文部科学省は、ゆとり教育から路線転換した小中学校の新学習指導要領を、理数を中心に2009年度から一部前倒しして実施する移行措置の概要を公表した。中3理科ではイオンが復活する。
中学校は2009年度から、数学と理科の授業時間数を段階的に増やし、2011年度には新指導要領と同じ週3から4時間(1時間は50分授業)とするが、選択教科や総合的な学習の時間を減らすため、総授業時間数は現行と変わらない。
2009年度に中3年で遺伝子を、2010年度の中3年で解の公式を使った二次方程式も教える予定で、完全実施は2012年度。
いよいよ脱ゆとりに動き出しました。5年前に帰るだけと考えればいいと思います。
問題はこの新たに復活した内容が入試で出題されるのかどうかという点です。
新たに増える内容は高校入試の対象になるのか。
文科省はまだ対応策を決めていないようで、各県の教育委員会によって判断が割れる可能性もあります。東京は復活した内容は出題しない方向で、大阪府や秋田県は増加内容を順次出題する考えのようです。
受験生はこの点だけは押さえておかないといけないでしょうね。